中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

W杯・西野方式FIFAの認知受ける

 サッカーW杯ロシア大会のグループH最終戦で、日本代表がフェアプレーポイントの差で
セネガル代表を抑えてベスト16入りを果たたが、試合の終盤になってボール回しで時間を
稼いだことに対して世界的に物議を醸しているが、このことに関して国際サッカー連盟
FIFA)は29日、システムの変更は考えていないと強調した。
 もしFIFAがスステムの見直しをすると日本の戦略的勝利が非難されることになるだけに
FIFAの判断に注目していた。
 ただ言葉が「フェアプレーポイント」であるがゆえに・・ボール回しで時間稼ぎをするのが
フェアプレーなのかと言う論議は今後も起こりうるだろう。
 しかし、今回のことに限って言えばベスト16に残る、決勝トーナメントに進出するための
方法論として仕方がないということになるだろう。
 1次リーグとと言う方式の中では、勝ち点、得点、失点、得失点差のすべてが同じと言う
現象が起こり得る。 今回のロシア大会においてはA組~H組までの1次リーグ戦において
日本が属しているH組の日本とセネガルだけが、この珍しい数字を残したわけであり、たまたま
今回大会から導入された「フェアプレーポイントシステム」が機能する結果となった。
 もしフェアプレーシステムがなかったら・・どうやって決着をつければよかったのだろう。
もちろん・・日本ーポーランド戦で最後の10分間に日本が仕掛けていれば、カウンターで
やられていた可能性大であり、西野監督の「責任は俺が取る」決断が決勝トーナメントに駒を
進める結果となった。 これが戦争と考えれば・・素晴らしい部隊長がいて生きて帰れたことに
なっていた。玉砕だけが美しいのではない。