どの競技にも言えることだが、オリンピック後にはルール改正が
行われる。きょうは フギュアスケートのルール改正を考えよう。
ロシアのザギトワが加点のつく後半にすべてのジャンプを取り入れた
事で話題になったが、改正ではそれも検討されるだろう。
これまでおおよそ判明してきた要点だけみてみよう。
4分に短縮されることと、ジャンプの回数が最大8つから7つ
減ることだ。
また、GOE(出来栄え点)が現行の+3から-3の7段階から、
+5から-5の11段階となるのも確定しているようだ。
11段階にすることによってジャンプの質を細かく採点できる。
ジャンプの基礎点を下げて、出来栄え重視になる。
現在はジャンプの種類やステップなどそれぞれに対して係数が 例えば3回転ジャンプはGOEが+3なら2.1点プラスに、トリプル 理屈から言えばよい方向への改革なのだが、問題はジャッジする 今後に望まれるのはオールラウンドで優れた選手であって、4回転 。あり、GOEの加減点が定められている。
アクセルはGOEが+3なら3点プラスといった具合だ。
「基礎点の10%を増減する」というものである。
人たちの能力の問題だろう。
ジャンプさえすれば高得点になるというのを改める方向なのは
賛成だ。 羽生のような美しいジャンプをもっと高く評価される
べきだと思っている。
6月に新しいルールが公表される。選手たちはそれを見据えて
プログラムを組み、練習する・・大変だろうなと思っている。