が前半の飛躍に臨み、134メートルを飛んでトップに立ち、後半のクロスカントリー
を走り始めた。オリンピック前のW杯では4連勝している実力を持ってはいるが、
後ろを走るドイツ勢3人が、スケートのパシュートのように選手たちが風よけ役と
なって渡部を追いかけると有利になってくる。10キロレースのの2.5キロ走行時に
24秒あった差を16秒まで追いつめられている。
あああ・・7秒差まで追いつかれた・・と、妻が叫んでいる。渡部は一旦吸収された
後にドイツ勢を風よけに使って体力温存して最後に抜き去る戦法なのか・・?
5キロ時点で3秒差まで追いつかれた・・もう間もなく・・5選手の集団が形成され
そうだ。
あと2.5キロ地点でノルウエーの選手がひっぱり、次いで渡部、ドイツの3選手
が続いている。あと700m・・だれが最後に抜け出せるのか。
渡部先頭に立った!!登りがあと2カ所残っている!!5選手が横に並んでいる。
渡部よろめいて・・遅れる・・。
渡部が映像から消えた・・。ドイツ選手が1,2,3位。渡部が5位となった。
ゴールしてからも横たわっている。やはり五輪という舞台は厳しい。ドイツ勢3選手
のチームワークにやられた感じがする。