中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

白鵬の優勝インタビューでの発言は大問題だ

 白鵬は、相撲というスポーツの優勝回数では大横綱であることは間違いない。
九州場所11日目の「物言い」は相撲史上前代未聞の大事件だったが、
どうも本人はそうは思っていないようだ。
 あの「物言い」事件(事件と言ってもいいのは、出場停止になっていても
しかたがなかったかもしれないことだったからだ) だけでも大問題であったのに
今日の優勝インタビューでの発言と行動は今後物議をかもすだろうとおもう。
かれは「力士代表として」日馬富士の問題に触れ、謝罪するとともに、「日馬富士
貴ノ岩を土俵に上げてあげたい」と言った。
 この二人の力士の処遇は「危機管理委員会に一任されていることなので横綱
言えども踏み込んでよいはずはない。
 自分の優勝を祝って自分から万歳三唱を始めるのはマナー違反ともいえる。
彼には謙虚さというものが理解されていないらしい。それが「物言い」にもつながったの
だろう。
 相撲が強いことだけでは本物の大横綱とは言えない。朝青竜の時もそうだったが、
強いのだが無礼だった。白鵬は無礼ではないが、謙虚さや大相撲のルールを知らない
という意味で受け入れられないものがある。
 今回の日馬富士問題について、あの場で、あのような発言をしたことに「にんげんだ
もの」と・・大きな気持ちで受け入れられないのは、私がいけないのだろうか?
 明日から相撲協会も本格的に動くだろう。文科省も動く。警察も動く。どのような
決着がつくのだろうか??