中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

まるでトランプ氏のような二階幹事長発言

自民党二階俊博幹事長は今日(26日)自派の今村復興大臣の
東日本大震災をめぐり「東北で良かった」などとした今村氏の発言を
擁護し、そのような報道をする人を排除すべきだとのコメントをした。
自派の議員への擁護とはいえ、自民党の幹事長の立場にあるひとが、
マスコミの取り扱いに不満を述べ、そういう人を最初から排除すべき・・
とは、まるでトランプ氏そっくりの言いようではないか。
トランプの影響が、日本にまで拡大している…と言うよりも、初めから
そういう体質だった…と言うべきだろうか。
 二階氏は「政治家の話をマスコミが余すところなく記録をとって、一行悪い
ところがあったら『すぐ首を取れ』と。何ちゅうことか。
それの方(マスコミ)の首、取った方がいいぐらい。そんな人は初めから排除して、
入れないようにしなきゃダメ」と述べ、報道陣の取り上げ方の問題だとの見方を
示した。・・と言う。
いやはや・・言論統制の・・あの時代を思い出すよ。昭和の初め、祖父は私に
「壁に耳あり」憲兵が聞いているかもしれないのだから・・と、6歳の私に言った
ものだった。
いま・・まさに・・テロに名を借りた新しい法律の成立を安倍政権は進めているが、
二階幹事長の今回の発言は、マスコミ操作まで狙っているだけでなく、一般国民の
口をも封じこめようとするテロ関連法案の狙いを感じる。
昭和の初めのあの恐ろしい時代に逆行しないようにしなくちゃと思う。
そんな時代を体験していない人が少なくなって、あの時代の怖ささえ薄れている。