韓国の政局に大きな転機となるかに見えた、サムスン電子の
トップへの逮捕状請求が却下され、イ・ジェヨンン氏は逮捕を
免れた。
やはりというべきか、さすがというべきか・・韓国の輸出の
20%を担っているサムスンという会社のトップを逮捕するのは
検察側も勇気がいるだろう。
サムスンと言えば、総資産33兆円以上もの韓国トップの企業
なのだから、贈賄容疑程度では、手出しがしにくいのだろう。
韓国経済を揺るがしてまで、真相究明できるかと言えば、腰が
引けてくるのだろう。
これで、この問題は、うやうやのうちに、少しずつ忘れられて
いくのかもしれない。
怒り狂っている国民も、サムソンに手を伸ばしてまで「やりきる」
気持ちはないのかもしれない。
韓国時代ドラマのなかの、両班(やんばん)と庶民との大きな
壁が、心の中に今も残っているのが韓国という国なのだから。
朴大統領の退任を待って、一件落着となるか。