中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

トランプ氏は命を懸けているのか

 このところ、トランプ氏の「暴走」的な発言がめだっている。
 暴走と思うことが間違いなのかもしれないと思うほどに、
 掻き回している感じがする。
 政権移譲チームの人事もまだ決まっていない中での外向きの
 発言だけが目立っている。
 どこまでやれるのか、本気でやれるのか?という疑問が世界中の
 政治家は思っていることだろう。
 大統領選に、ロシアが関与したと米情報局が断定しているのに、
 それさえ疑っていて信用しないので、情報局長官が議会で証言
 した際に「このままでは、アメリカの情報局が世界に信頼を失って
 しまう」と、トランプ氏に不満をぶちまけた。
 アメリカの場合、政権交代の際には、高官など約4000人が一挙に
 交代する。日本では、どの政党が政権をとってもそれはない。
 だからこそ、民主党が政権を取った際には、自民系の各省庁の
 官僚に妨害されて、政権をがたがたにされたということがあった。
 アメリカの場合には、各省庁の官僚が、ごっそりとと交代するので
 日本の政権交代とは、まったく事情が異なる。
 アメリカの各国大使も、特例ないしで、1月20日までにすべての
 大使に辞表を提出するようトランプ氏に求められている。
 企業への圧力や政敵への妨害。ロシアとの親政などが強くなって
 来ると、トランプ氏の命を狙うグループが出てくるだろう。
 ケネディー大統領暗殺だって、本当の犯人は、いまもって闇の中だと
 言われている。
 トランプ氏は、命を懸けて「強いアメリカ」を作っていくのか、トランプ
 政治によって犠牲になった人たちによって、命を狙われるのか。
 彼は、今後4年間はカプセルの中で移動しなければならなくなるだろう。