フィギュアスケート・NHK杯
今日も演技に酔いしれていた。
羽生結弦選手の演技は美しいとしか言えない。
昨年は中国大会での練習中にほかの選手とぶつかって
大きなけがの中で歴代最高の得点をたたき出しての優勝だった。
今年も怪我の中で練習をしながら新しい4回転を世界で最初に
滑って見せた。
惚れ惚れするような演技だった。残念ながら1か所のミスがフリー
演技にも出てしまい、自分の持つ世界最高を超えられなかった。
グランプリ(GP)大会には宇野昌磨選手と共に参加する。
田中刑事選手は、初めての銅メダルを獲得した。自信を持ては
もっと強くなれるだろう。
女子は、若い選手層が育ってはいるが、浅田真央さんが低調な
今では宮原知子(関大)しかいないと言ってよい。
宮原はフリー演技で昨日の3位から2位に上げてGP参加資格を得た。
12月9日からフランスのマルセイユで開催されるGPファイナルに、
日本からただ一人参加する。
今年はロシア勢が強く6人の出場枠の中に4人もロシア選手が入って
いる中での宮原の挑戦だ。
GPファイナルへの日本選手の出場は16大会連続となった。宮原が
なんとか連続記録をつないだのだ。