地震が起こる。 震度が発表される。
だが、この震度が分かりにくい。
地震の震度は0~10ではなく、
1~7までとなっている。
だが、震度5、震度6はない。
30年ほど前までは、「震度」というのは、
気象庁の職員の体感で決められていた。
1996年から計器による震度測定になった。
震度7というのは、これまでに5回しか記録されていない。
そして熊本地震では2回の計5回である。
できたら震度表記を根本的に見直して、0~10表記に
してもらった方が分かりやすいような気がするが、いかが?
マグネチュード(M)も発表されるが、これがまた難しい。
世界最大のMは、1960年のチリ地震の9.5だそうだ。
因みに東日本大震災はM9.0なのだ。
熊本地震はM7.3である。 Mは、1違うと31.6倍もの
違いがあるとされるから、東日本と熊本との差は350倍も
違うということになる。
形態によっても震度が変わってくるだろうから難しい。
地球の奥深くで起こっているプレート移動によるものだと
科学的に解明されてきたので、ナマズが暴れているとか、
神頼みしないでもよくなったのが近代化の証明ともいえる。