トランプ氏の当選から以降、テレビも新聞もトランプ氏の
ことばかり。
と言いながら、私もトランプ氏のことばかり書いている。
トランプ氏に絶望する人たちも多い。彼に期待を寄せる人たちも
多い。
アメリカをもうちょっと信じていたのに・・という友人もいる。
それは、アメリカを買いかぶりすぎだろうと私は言った。
アメリカ人にもっとスマート(賢い)な人がたくさんいたら、
ベトナム戦争に足を突っ込まなかっただろうし、イラク攻撃をして
泥沼化させることもなかっただろう。
日本だって、同じことが言える。
東京都なんて、もっとひどい。だれがいつ決めたのかもわからない
間に膨大な契約がなされ、税金が消えていくのだから。
トランプを選んだアメリカ国民が馬鹿だというよりも、すでに
結果が出ているように、石原・元都知事などを選んだ都民が馬鹿だと
いうのと同じなのだ。
東京都とアメリカが違うのは、アメリカには、東京都よりも
しっかりとした後ろ盾がいるだろうということだ。
日本と共和党のつながりの歴史は長い。トランプ氏と言えども
好き勝手はできない。だから絶望することはない。
TPP、沖縄問題など、注目すべき事項が多く、これからが見どころ
である。