天皇の生前退位・理解できる

　天皇陛下が生前退位に触れてお気持ちを述べられた。

　これに対して、国民的論議が必要だという意見も多い。

　どういう論議が起こるのかはわからないが、中には天皇制　

　の存続問題も出るかと思う。

　普段あまり天皇の役割についてご存じない方も多く、なぜ

　天皇が必要かと思う人もいるように思う。

　終戦後、アメリカ軍が進駐してきた中で、天皇制廃止も言われて

　北中で、どうしてアメリカが天皇制を残したか・・・ということも考え

　合わせなければならない。

　何度も書いたことではあるが、アメリカ人の多くの人たちかと話して

　いると、できることならイギリスや日本のように皇室がほしいようなのだ。

　皇室が外交面において、多くの人たちの思っている以上に大きな役割

　を果たしておられることを、私は知っている。

　そして、両陛下が日ごろ、どれほど多忙であるかも知っているので、

　８２歳という年齢で、過酷な仕事を押し付けるということに心が痛む。

　最晩年を迎えているものではないと分からない体調の変化というものを

　よく理解してあげたいと思う。

　まさしく、私が同じ年齢であるだけに（１０か月違うけれど）陛下のお気持ち

　が理解できるというものだ。

　そして、皇太子には早く天皇としての役割を担ってほしいと思う。