きょうは文字通りの若トラ勝利だった。
今季初登板初先発の阪神・横山は7回を投げ散発3安打で無失点と
好投し、プロ初勝利を挙げた。
横山の好投でチームの中日戦連敗を4で、ナゴヤドームでの連敗を6で
止めたことが、ことのほかうれしい。
横山の勝利を呼び込んだのは若トラ軍団の打撃だった。
17安打と打ちまくった打線だが、その中でも光っていたのが捕手の
原口だった。3ラン本塁打を含め今日は4打点の活躍だった。
前日、若手野手の超変革は見えても、若手投手陣の超変革は見えないぞと
書いた直後だけに、横山の好投は嬉しい。
あああ・・・生きていてよかったと思えるほどだといえば、大げさなと言われ
そうだが、それほどうれしい。
それにしても、先週の水曜日(4月27日)に「今夜の試合の見所」と題して
原口の育成からの支配下登録と1軍昇格について書いたのだが、わずか
1週間で、彼の存在が大きくクローズアップされた。
捕手は、いろんな投手のボールを受ける。投手によってさまざまな変化球が
あって、だれもが受けられるというものではない。育成選手だったから、それほど
1軍の一流投手の球を受けた経験も乏しいだろうと考えていたが、リードもいいし、
守備もよい、そのうえ打っては5割で打点も稼ぐ、、今は原口なしの若トラを
考えられないほどの存在感だ。
長い苦労が実を結んだ感じで、これは嬉しい!!
問題は…明日がどうなるかってことだな。メッセンジャーが小熊に勝てるか?
若トラが小熊を打ち崩せるか・・・。貯金を2に伸ばせるか・・課題は多いぞ。