競泳の五輪代表選考会を兼ねた日本選手権第5日、5連続の五輪出場を
狙った北島康介選手は平泳ぎ200m決勝に出場し、5位に終わった。
100mに続き200mでも、5大会連続となる五輪出場を逃した。
100mの場合は、リオ派遣タイムをクリアしていたが、決勝で敗れたのが
痛かった。
200mでも、決勝にまで残って戦った姿は、雄々しく、すがすがしかった。
150メートル当たりまでは2位だったが、さすがに33歳の年齢は、最後の
50メートルがきつかった。
インタビューでの北島の言葉は素晴らしいものだった。インタビュアの方が
先に泣いていた。
私も泣いた、妻も泣いた。今夜、北島選手に泣かされた人は多いことだろう。
2000年のシドニーオリンピック以来、これまで日本人に力をくれた選手だった。
北島康介さん、これまで本当にありがとう!
これからは、日本の水泳陣のために力を与えてやってください。