中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

北のミサイルで考えること・みんなが忘れていること

 北朝鮮が国連決議などを無視してミサイル(北は衛星を打ち上げたと
 言っている) を発射したことで「制裁する」と安倍首相などは息巻いている。
 一連の北朝鮮関連のニュースを見ていて考えてしまうことがある。
 かつて、日本がやってきた道と同じではないのか・・・と。
 韓国を植民地にし、中国東北部満州国を作り上げ、傀儡政権を打ち立てて
 国連から非難され、満州から撤退せよと迫られ、ついに国連を脱退した。
 その後、欧米諸国から日本への制裁が加えられ、石油、ガソリンなどが手に
 入れられなくなった。
 日本は石油・ガソリンを求めてアジアに進出。これも非難の的となり、制裁
 強化につながった。
 ついに日本は、アメリカとの戦争を決心し、真珠湾奇襲を行ってしまった。
 あの当時の日本の姿と今の北朝鮮は同じように」思えてしかたがない。
 だから、北が「真珠湾攻撃」的なことをやらないとは限らないのだ。
 欧米諸国がアジア諸国を植民地にして「甘い汁」を吸って巨大化した。
 それを見ていた日本は何十年も遅れて、欧米がやるのならば・・我々もと
 思って植民地を作ろうとして欧米の批判を受けた。
 昔は、見知らない土地を見つけては「我が国の領土である」と言えばよかった。
 北米のアメリカやカナダもそうだし、オーストラリアやニュージランドなどなど、
 世界中には、勝手に旗を立てて「領土」をしてしまった事実が歴然と残って
 いる。日本は、それを真似ようとしたが遅かった。
 現在のISなどは100年以上遅れてやろうとしている。
 北朝鮮も、彼らは「正義」だと思っているだろう。ミサイル成功でお祭り騒ぎ
 をしているが、真珠湾奇襲の成功で日本がお祭り騒ぎをしたことも思えて
 おいてほしい。