国民から預かっている金を勝手に運用して7月~9月期だけで約8兆円もの
損害を出したと11月30日に年金積立金管理運用独立行政法人)の発表があった
ので、このブログでも「だれが責任を取るのか」と書いた。
どうしてこれほど大きな損失が出たのだろうか。
運用している役人たちは株のことに関しては素人なのだ。
その上、最近はハイリスク、ハイリターン方式を取り入れているから、巨大な資金を
投入している年金法人の場合は、あっという間に巨額の損失を受けることになる。
10月以降1月にも同様の損金が出ていると推測できるから、この半年間で
15兆円ほどの損金を出しているかもしれない。
どんどんギャンブル化していく年金積立管理運用独立行政法人の好き勝手を
早く止めさせないと国民が損をするのですよ。
運用している彼らは、素人であり、人の金なので痛くもかゆくもないのだろう。
だからこそ、株価を上げようとマイナス金利を考え出した、政府と日銀なのだが、
彼らに世界の経済が読めているのかと疑いたくなる。
今日の国会で年金運用について質問されていたが、首相の答弁に私は納得
できていない。