今日から四国・徳島での阿波踊りが始まった。
「おどる阿呆にみる阿呆」と言う言葉があるように多くの人々が
踊り、多くの人たちがそれを見る。
テレビなどで、何気なく見ている人もあると思うのでひとこと書いて
おこう。
とても簡単な踊りのように見える。
男性踊りというのは難しそうだが、両手を挙げて踊っているだけの
踊りは簡単に誰でもやれると思うだろう・・。
ところがどっこい、これが難しい。
今かを去ること30数年前、有名連であった「かもか連」の一員として
参加して、あの観覧席のある前で踊った経験がある。
もちろん私は初めて踊ったので、暑い上に恥ずかしさで汗と冷や汗
が、ドバっと出ていた。
なにが難しいかというと、両手を高く上げて踊れない。どうしても腕が
下がってきてしまうのだ。長い時間、腕を高々と上げて踊ることは
とても大変なことだった。
宿舎に戻り、風呂にもシャワーにも入らず、そのまま翌朝遅くまで
眠っていた。
ちょうどそのころ、季節外れの風邪でも引いたのか、せきが止まらず
みんなから心配されていたのだが、阿波踊りで、思い切り汗をかいた後
一気に体調が戻っていた。
思いきり汗をかくことの大切さを知ったものだった。