中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

サッカー・何でもありの体質はトップから

 以前にサッカーの何でもありのプレーについて苦言を書いたことがある。
 いわゆるラフプレーと言うものだが、やって許される程度のプレーと、
 許されないプレーがある。
 スポーツがフエアプレーだと思っている私が古い人間なのかも知れないが、
 陸上競技や水泳競技などは、その点はっきりしていて分りやすい。
 審査を伴う競技にもいろいろ問題はあるし、スキージャンプ競技などでも
 あったように、ルール変更で公平さを疑える場合も多い。
 だから、世界のスポーツはとても「きれいごと」ではなくなっている。
 それにしても、今回のFIFAの不正はあきれたものだ。
 2010年のワールドカップ開催地を決める投票にも不正があったという。
 南アフリカではなく、実はモロッコが選ばれていたはずだというから、不正も
 ここまで来ると恐ろしい。
 ワールドカップ予選での疑わしいゴール判定に対して抗議したメキシコ
 に5億円も払って口封じしていたことも判明している。
 何でもありの体質はトップの体質でもあったのかとがっかりだ。
 ワールドカップ開催に向けて立候補するつもりだった日本も、この事件で
 腰が引けてしまっている。
 この一連の余波が日本の幹部にも及ばないとよいのだが。