中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「医者は現場でどう考えるか」

 病気と闘っている人も、いまは元気な方たちにも是非読んで
いただきたい本がある。
 「医者は現場でどう考えるか」(ジェローム・グループマン著・石風社
と言う本だ。
 わたしは、これまでこのブログの中でも、ニューズレターの中でも
医師は先入観によって考えやすいという問題点を指摘してきたが、
本書は、まさにそのことについて書かれている名著でもある。
 今後、この本について触れながら医療の問題点を書いていきたいと
思っている。
 先ず、この本では、最初に一人の女性に対して、15年間にもわたって
多くの診断科の診察が行われ、多くの医師たちによって間違った診断と
治療をしていたことが書かれている。
 医師とどうかかわっていくか、医師をどこまで信頼できるか、おおくの
ことを考えさせてくれる本でもある。