皆さんにもお勧めしているが、わざわざ新聞を買いにいってやって
くださる方は少ない。
クロスワードもいろいろあるが、これは格別に良くできている。
さて、脳の話・・・。
分っているのに、なかなか思い出せない言葉があって、しばらく
放っておくと、先ほど探していた言葉がふっと頭に浮かんでくる。
今は考えてもいないのに・・・時間を経てふっと出てくる。
この話は前にも書いたような気がするが、脳神経の「シナプス」が
つながる瞬間を実体験しているような気持ちになる。
たとえば、今朝覚えた英単語を午後には忘れているのに、子供の
ころに聞き覚えた、どうでもいいような歌が口をついて出てくることがある。
脳を思い通りにコントロールできる人がいるとすれば、その人は紛れもなく
天才だろう。私の場合は…覚えようとしたものを覚えられず、忘れても
よい様なものが残っている。
高齢と共に、なぜか・・・固有名詞をどんどん忘れる。昔、恩師が脳梗塞
になったあと、固有名詞をすべて忘れて困っておられた。
脳の中は、コンピューターの中のように、記憶する場所が決められていて、
高齢になると固有名詞などから順に記憶が消されていくのかもしれない。
しかし、こうして入力するときに手の捌きは衰えてないし、文章も出てくる。
固有名詞を入れなければならないのに忘れている場合は、妻に尋ねて
いた。「ほらほら・・・あれをして、こうしているひと」などと。傍で聞いてい
人から、よくそれで通じるんだね。と、言われていたが…今では妻も
名詞がどんどん抜けていくらしく、嘆いている。