今日は一日中雨だった。
わが家からは甲子園球場が見える。だからナイターのある夜は、
球場の明かりが輝いている。でも、タイガースのふがいない連敗に、
今日は雨天中止を願っていたのでたまには雨もよい。
今日は、JAニュース新聞に連載している「人生いろいろあって」の
5月号と6月号の校正原稿の手直しをしていた。
原稿は、1回を約5000文字と決めている。簡単に書けるときもあれば
なかなか手が進まないときもある。
2005年秋に帰国してからのことを書いているのだが、「がん」や患者会
の話が多くなるので、筆が進まない・・・といってもパソコン入力であるが・・。
原稿を新聞社に送ると、丁寧な校正が行われ、質問を付けて送り返されて
くる。校正と言うと、文字の間違いなどを見つけることだと思っている人が
多いが、それだけではないというか、丁寧に細かいところまで「質問」を付けて
返ってくる。校正者が本物だけに丁寧なのだ。
立場を変えてみる。私が校正者だったら、こんな丁寧な校正はできないだろう
なと思う。
原稿を書くのも一苦労だが、校正を受けたものを、見直しする作業も手間が
かかる。私の年齢になると、いつ何時どんなことが起こるか分らないので、
今回は、2か月分の原稿だった。これまでも、そう思って書き溜めておいて
よかったと思えるときもあった。昨年11月に入院し、12月末から厳しい腰痛
になった時も、それで助かった。
少しでもかけるときに、書き溜めておきたいと思っているが、20年間以上も
続いている連載を、今年の秋ごろには終えようかと考えている。