中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ゆっくり速度の大型台風に襲われた経験

 台風19号は時速15キロ程度の速度で北に向かって
ゆっくりと進んでいるので、沖縄の人たちは長時間にわたって
辛い思いをされているとおもう。
速度は遅いが、台風自体は巨大で935ヘクトパスカル
あるので長い時間滞留されると被害が大きくなってしまう。
 私は豪州・パースで同じような経験をしたことがある。
パースは、自然災害の少ない地域でめったに自然災害は起こらない。
台風も日本のように「通路」になっている感じはなく、数年間に1度来るか
来ないか程度だった。
14年間住んでいたが強烈な台風の記憶は2度しかない。
 しかし、その1度がとても強烈だった。
豪州ではあまりにも国土が広いためか詳しい天気予報などはない。
日本の場合は丁寧に画像を使った解説などもあるが、あちらでは
ごく簡単な天気予報しかなかった。
その時・・・も、そうだった。
 強烈な風が吹き荒れ、台風なのだがら少し時間が経てば通り過ぎる
ものと思っていたら、あくる日になっても風は収まらない。テレビの
天気予報では「バッドウエザー」としか言っていない。
天気が悪いのはわかっているよ、この風はいつごろ収まるのかを
説明してよ! と言いたいが、説明などはない。
何と、3日間も吹き荒れて大きな被害をもたらした。と言っても、あちらの
建物が頑丈なので瓦がとぶ被害とフエンスの被害が目立つ程度だが。
そう思うと、日本の天気予報や気象予報などは世界一だろうとおもう。
あまりに親切すぎて、だれもがそれに頼り切ってしまうのではないかと
思ってしまう。
 私は気象オタクである。子供の頃から明日の天気を当てる能力が高く、
みんなから評価されたのでいい気になっているうちに気象オタク
になってしまった。
 神戸、大阪に強い風の影響があるのは14日になってからだと思っているが、,
問題は「いつ偏西風に乗るか」という判断だろう。
偏西風に乗ってしまえばあっという間に区rことも考えられるから、常に注意
しておかなければならない。
雨の影響はそれよりも早く13日からあるだろうと思うので、外出には風よりも
雨の(水の)心配を優先されたらいいだろう。水は怖いのだ。
 あなた(気象庁)任せにしないで、自分で考える習慣を身に着けておかないと
自分をも守れない。
 たとえばヨーロッパの新幹線・・列車が入ってくるときも、発車する
ときも、なんの放送もない。日本のように「列車が入ってきます」とか
「発車しますのでご注意ください」などというのはないのだ。
 すべて、自分で考える、対応する。これが基本なのだ。