８月１８日、このブログに「メニエル症状と診療科選び」と題して
書いています。メニエル病には様々な症状が伴うものですが、
今回書いたのは実は妻の症状だったのです。
ブログを読んで、そうと気づいた方々にはご心配をおかけしました。
７月２８日に最初の症状があらわれて、その後多彩な症状を呈しました。
詳しい内容は８月１８日のブログを読んでいただきたいと思います。
今日はその結果だけを書いておきましょう。
ブログに書いたような症状が次から次へと顕れ、さすがの私も少々慌てました。
最初に症状が出た６年前から、これまでにも何度か症状が顕れて、そのたびに
驚かされてきたので、ある程度のことには慣れていたのですが、今回はこれまで
の経験を超えるものでした。
３年前にも驚くような症状がでて、大頭先生に深夜電話でご相談したとき、先生は
「メニエールは、大げさな症状が出るからね。まあ、朝まで様子をみましょう」と
言われ、ほっとしたとともに、その一言の大きさに、私が相談を受けたときに
この経験を生かそう（相談者を安心させることができるような・・・）と感じたもの
でした。
１昨年の５月に症状が出たときは、約２か月間と言う、これまでにない長い期間
メニエルと闘う妻の姿に辛い思いをしました。その時の看病から私自身も体調を
崩しました。
ですから今年の場合、最初から「長引くかもしれない」と妻とともに長期決戦を
覚悟していました。
案の定・・今回も長い闘いなりました。
こんな症状はメニエルではなくて、他の病気ではないのだろうか？ でもこの体調
では、検査を受けることもできないし、何より大病院へ紹介してもらうにも、かかりつけ
医はどの診療科を紹介すｒのだろう？メニエルだと言えば耳鼻科になるが、耳鼻科
では、これらの症状を治せないことは明白であるし…・。
さて、長くなるので結論を書いておきます。
やっと・・治りかけた…と思っていた８月２７日に、またもや回転性めまい（メニエル症状）
が起こりました。一般的に言われるめまいとは違います。簡単に言うと周囲が回る、
世界が回る・・・という感じで吐き気・・妻の場合は下痢も伴ういます。
せっかく治りかけていたのに・・とがっかりしたものですが・・・３日後には食事が普通に
摂れるまでに回復し、その後は信じられないほど順調に回復が進み、９月７日には
初めて外出できるようになりました。
その後も順調で、もう心配はないでしょう。
さて、結論です。あのさまざまな症状の時に病院に行くこともかないません。
検査もできません。ある日、突然のようにケロッとと言う感じで何もかもの症状が
消えていったということは、メニエル症状がすべてを起こしていたと考えるしかありません。
嘘でしょう！！！！ そんな感じなのです。
私が抱えている頭鳴りと同じような症状も訴えていたのに、それも消えているようです。
壁を伝いながら歩いていたのに、ある日突然・・普通に歩けているのです。
私は今も壁を伝いながら歩いていますが…（笑） 私の方はよくならない・・仕方ないですね。
という訳で・・メニエルで悩んでいる方がお近くにおられたら、激しい、様々な症状もメニエル
のせいだから、気長に待ちましょう・・・と言ってあげてください。
