何度書いても同じことばかりになって、あまりにもばかばかしい。
汚染水対策の切り札的工事として地下水の冷凍遮断壁が大きく
報道されてきたが、私は最初の段階から、そんなものは失敗するに
決まっていると言い続けてきた。
マスメディアの方がたにも文句を言いたい。
マスメディアは、あまりにもつまらないものに飛びつきすぎである。
記事を書く人は、何にも考えないで書くのか、知識が浅いのかと
思ってしまう。
先日、国立がんセンターが、血液検査だけで何種類ものがんを見つける
ための研究を進めていると大きく報道した。読者たちは、これで辛い検査
を受けなくともよくなると思うだろうし、早期発見でがん撲滅も近いと思う
だろう。
だが、がんの問題は、それほど甘いものではない。わき道にそれるので
この問題は項を改めて書くことにする。
汚染水対策を考える時に何よりも地下水をどのように遮断するかと言う
一言に尽きる。
事故後、東電は基本的な対策を考えないで、タンクに溜めこむとか、冷凍
遮断壁などと言う、過去に経験も実績もないないものに頼ろうとしてきた。
なんども書いてきたが、自然対策にはシンプルに対応するのが一番の
近道だと思う。
留まっているのではなく、どんどん地下深く今もなお落ちtづけているのだ。
それらを取り去る技術もないままに時間が過ぎる。
地下水を遮断しなければ、放射能汚染水はどんどん増え続け海へと流れていく。
東電に任せておいてよいんだろうか。
安倍内閣の支持率が上がっているという。どうして??
東京オリンピック招聘スピーチの中で、安倍首相は「完全に管理されている」と
言い放った。世界に向けて大嘘をついたのだ。
国民は、今一度福島第1原発事故問題と今起こっている事実にもっと目を向ける
べきではないのか。
多くの家族を巻き添えにしている原発事故は、人間による人間への災害だと
いう認識を持とうではないか。