私のようにいろいろな病気を持っていると、健康?維持に大変な努力が
いる。
頭の中では高温から低温まで何種類もの音が24時間鳴り響いていて、
ドクターに「聴診器を当てると聞こえるかも」と冗談を言うほどひどい。
もちろん音源があるわけではないので聴診器を当てても聞こえない。
右耳は子供のころから真珠腫に悩まされ、やっと40歳になって医術が
向上し手術が可能となって手術を受けた。だから子供のころから難聴である。
目だけは自慢するほどだったが、寄る年波には勝てず、両眼とも網膜剥離
でレーザー治療を受けたし、最近では白内障が進んで、右目だけ手術を
受けて世間が明るくなった。
鼻も悪い。慢性的な副鼻腔炎だし、左右に大きな鼻茸を抱えている。
今日、関本ドクターに鼻茸の写真を見せたら「わあ~~立派な鼻茸だこと」
と驚いておられた。
鼻の悪い人は喘息になりやすいということは最近では常識になっているが、
私もその一人である。60歳で発病し、今では重いぜんそく患者でもある。
胃腸も自信がなかったのだが(40歳の時に胃がんを疑われ、合計20回も
当時の太い胃カメラを飲まされた。)オーストラリアに移住した58歳の時に
「ヘリコバクターピロリ菌」を除去してもらってからは、胃は快調になった。
1992年当時の日本では、まだまだピロリ菌に対する認識は医療界でも
ほとんどなかったものだ。
腰痛の持ち主だったが、それはゴルフの影響だったようで、ゴルフをやめて
からはあまり起こらなくなったが、古傷もちだけに油断はできない。
地主でもある。いやいや「痔もち」でもある。人にはコレデ「ジ・エンド」
と言っているが・・。
さて、歯の話である。あなたは何本自分の歯を持っていますか。
75歳を超えると平均して10本らしいと言うから驚く。
私の場合、自分の歯は28本残っている。健康維持のためには最低20本
が必要だというが、あちこちが、がたがたなのに歯だけは28本も健在だと
いうのがありがたい。妻も28本健在である。
その理由は、オーストラリアで徹底した歯の管理をしてもらったおかげだと
思う。あちらは歯の管理が徹底している。日本人のような入れ歯の人をほとんど
見かけない。
歯周病の手入れの仕方に明らかに日本との差を感じる。
そのことを、親しい歯科医に伺ったことがある。かれは「日本の保険制度では
歯垢取りなどを徹底しておこうなうと損になる」のだそうだ。
インプラントとか、歯が悪くなってからの治療にはは熱心な歯科医たちが多いが、
そうなる前に、徹底した管理をやってくれる歯科医が少ない。
金儲け優先が目立つと思うのは私だけだろうか。
オーストラリアでの歯周病管理について・・聴きたい?ですか?