中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

中国と戦争して勝てると思うのか

★ 安倍首相主導で憲法集団的自衛権の解釈を変えようとしている。
 そして、国会に国民投票法を提出して、やがて憲法も改正して第9条
 を破棄する方向に向かっている。
 NHKスペシャルをみていると視聴者のツイットが入る。
 「攻撃されて黙っているわけにはいかない」などという声が結構多いのに
 驚く。
 集団的自衛権云々というのは、中国を仮想敵国としていることは誰の
 目にも明らかなことだ。
★ 歴史をみると、中国に対して日本が行ってきたことはあまりにもひどい。
 中国が諸外国から受けた人的、経済的なスン外の中で、多分日本が
 最も大きな加害国だと思う。
 それでも、中国は日本に対する戦後賠償を放棄してくれ、日本の戦後の
 経済復興を助けてくれたものだ。
 だが、中国国民は、日本から受けた屈辱的な過去を忘れてはいないだろう。
 それは北朝鮮、韓国にも言える。
★ 集団的自衛権の解釈を変えなくても、攻撃されればそれに対応できる
 自衛権はある。もしアメリカの艦船などが外国に攻撃された場合に、日本が
 相手国を攻撃できるかどうかの問題だ。
 自民党の歴代内閣が、集団的自衛権を否定してきたのに、どうして安倍内閣
 だけが変えることが可能なのか。
 絶対にやってはならないことである。
★ もし、集団的自衛権の解釈を変えた場合、中国は「ちょっかい」を出してくる
 かもしれない。ベトナム戦争の場合もアメリカが「ちょっかい」を出したことから
 始まった。
 日本がその気なら、ちょっと試してみるか・・・と中国の軍部が考えるかもしれない。
 現在南沙諸島などで起こっているフイリッピンやベトナムとの紛争も、本来の
 狙いは日本とアメリカを視野に入れても「ちょっかい」なのだ。
★ そう様な「ちょっかい」にうかうかのっかかれば戦争へと向かう可能性がある。
 歴史をみればそれは明らかだ。歴史を知らないと、現在の推移を軽視してしまう。
 中国と戦争して日本が勝てるか?アメリカが守ってくれr化?
 兵力的には日本と中国は互角だったとしても、国土の広さが違いすぎる。
 日本の場合は、あっという間に滅ぼされてしまうだろう。
 中国と戦おうというのであれば、中国の10倍以上のロケットや核兵器を持って
 いないと太刀打ちできない・
 いざというとき、アメリカは本気で守ってくれるはずもない。
 子供の喧嘩ではない。戦争というものがどんなものか、見たこともないものが
 空威張りしているのは、ばかげている。
 日本は、スイスのように平和的な国家だということを世界に誇ってもよい。
 それしか生き延びる道はない 。
 喧嘩の弱そうな安倍氏が、けんか腰になるのは、彼が駄目男だからだと思う。
 賢い男は、戦わないで勝つものだ。