またもやストーカーに殺される事件が起こってしまった。
以前にも書いたような気がするが、警察は犯罪予防にはあまり
熱心ではない。
多くの人が感じていると思うが、警察というところは犯罪者を捕える
ことには熱心であっても、犯罪の予防には力を入れない、いや・・
入れられないシステムになっているからだ。
警察庁長官が変わっても、ストーカー対策をやれと発破をかけても
犯罪防止にはつながらないシステムなのだ。
たとえば、交通違反を犯しやすい場所などに警官が立って違反防止
をすることはほとんどない。たいていの場合は、そういう場所の近くに
隠れるように待っていて違反者を検挙する。
警官は、上司から予防ではなく検挙を支持され礼るからだ。
ストーカーの脅威を訴えても、型通りの手続きしたやってくれない。
だから、警察から警告を受けたストーカーが実行犯になってしまうケースが
多発している。
犯罪予防に貢献した場合、あるいは努力した場合に、担当した警官に
ポイントを与える改革をしない限りは、犯罪予防はできないと考えている。
警察庁が、考え方を根本的に変えない限り、犯罪予防はできないだろう。
だからというわけではないが、警察に頼るだけではなく自分を守ることを
考えなくてはならないとおもう。
昔の人はうまいことを言ったものだ。「君子(くんし)危うきに近寄らず」
でも、この言葉を勘違いして、悪行を見て見ぬふりをしてはならない。
生徒の問題行為を見て見ぬふりをして「君子危うきに近寄らず」・・という
とんでもない奴がいる。世間にもそういう人が多いから、社会は腐って
行くのだと思う。
私は、決して見て見ぬふりはしない。