中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

バリ島遭難事件に思う

 バリ島沖でのスキューバーダイビングで7名が行方不明となった
事故は、5名の生存が確認されたが、1名は死亡が確認され、残る
1名はいまだに不明のままである。
 奇跡の生還を果たした5名には「よかったね」と言ってあげたい。
しかし、現場はとても難しい海面だという。ましてその日は荒れ模様の
天候だった。参加者は50回以上の経験を持つベテランばかりだったと
いうが、やはり自然を甘く見ていたのではないかと、私は思う。
今日、伊吹山へ出かけた人がまだ帰ってきていないと届けがあったようだが、
今の気象条件のなかで、伊吹山に出かけることが是か非か。
 スポーツなのか冒険なのか、自己満足なのか、私には分らないが、
もう少し命を言うものを大事にしてはどうだろうか。
がんと闘いながら命をつなげようと心を砕いている多くの人たちに囲まれて
いると、命を粗末にしているような行動には、どうしても批判的になってしまう。
 楽しむことと、危険を冒し、その結果として迷惑をかけることの「けじめ」を
しっかり考えてほしいものだ。
 命は一つしかない。せっかく生まれてきた命なのだ。もっと命を大事に
考えてほしいと願っている。