中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

汚染水、一日300トンは大嘘

 東電の原発事故後の対応にはあきれることばかり。
これは現場の対応のことを言っているのではなく、東電本社の
対応のことを言っているのです。
 あまりのひどさに「東電は素人集団か?」を何度も書きましたが、
ますます怒りは募るばかり。何をやっているのだ!!という心境。
東電は、汚染水が毎日300トン・・などと言っていますが、こんな言葉に
騙されてはいけません。
 汚染水とは何のことなのでしょうか。福島第1原発事故現場における
地下水による汚染水の予想値にほかなりません。
 しかし、原発事故が原因の放射線による「汚染水」は、それをはるかに
超える数字だと私は考えています。
 放射線汚染された地域の除染作業というものがありますが、あれも
子供だまし的なものでしかありません。
 ものすごい予算を必要としますが、あのような方法で「除染」できる
わけがありません。
 それよりも、汚染された地域に降る大量の雨が除染効果をもたらすほうが
大きいでしょう…・ということは、雨水はすべて汚染水となって流れていきます。
どこに流れていくのでしょうか。
 タンクに溜められた汚染水もタンクが不備で漏れ出して、雨水とともに
流れています。そうです、みんな海へと流れていくのです。
 港湾内にコントロールされているという安倍首相の言葉がどれほどいい加減な
ものかがわかるでしょう。
 彼が打ち出す経済政策も、同じようにいい加減なものです。下山計画のない
登山計画なのです。
 「フクシマ」は世界の注目を浴びています。世界は決して安倍首相の言葉など
信用してはいません。厳しい眼差しでフクシマの現実を観、今後の対策を観て
います。