中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

64年ぶりの同級会

 つい3週間ほど前に、娘の呼びかけで36年振りの高校
同級生会があった。家と言っても淡路島に自分で作った小屋の
ような別荘??で、とても狭いのだが、庭が広いのでバーベキュ
パーティをやったそうである。静かな場所なので大いに騒いでも問題はなく、
朝日を拝みたいと徹夜した人もすくなくなかったそうだ。
 写真を見ると、みんな胸に名札をフラ下げている。長い間、会って
いない人もいるから名前と顔が一致しないだろうと準備しておいた
そうだ。
 18歳で別れて36年も経つと、だれもが「おじさん」「おばさん」に
なっていても不思議ではない。
 でも、みんなが笑顔で楽しそうで、とても素晴らしい集いだったことが
手に取るようにわかる。
 教授になった人もいるし、開業医になった人も数人いる。
みんな全国各地から、遠いところをわざわざ足を運んで48名も集まった。
 娘の呼びかけに、これだけの同級生が集まってくれたということもうれしいが、
それを裏でしっかり支えてくれた亭主に感謝したい。(何しろ、パーティーのための
飾り付け、テーブルつくり、料理の準備までやってくれたのだから)
 さて、あと三日で私の中学校の同級生会が神戸のホテルである。
集まる予定は10名。
だが、よく考えると、そのうち4名は64年間一度も会ったことがないように思う。
以前、同級生会をやった時にも、ホテルのロビーで待ち合せていながら、
部屋に入るまで誰だか分らなかったことがある。部屋に入ってから「お前か」って
な感じだった。懐かしい面々と遠い昔の話をしたものだった。そのとき55年ぶりに
あった旧友は、半年後に亡くなったと娘さんからご連絡をいただいた。今度も体調
不良で参加できないものもいる。私だって、ぎりぎりの体調での参加であり、
次回があっても出られないかもしれない。
 今回は、どんな集いになるのだろうか期待が弾む。この歳になって顔を合わせる
機会を作ってくれた幹事さんにお礼を言いたい。
1週間前から、そわそわしている私を見て妻は、まだ先ですよという。子供の頃の遠足
より楽しみにしている今日この頃である。