中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

いじめ・無気力・無責任(3)

 このシリーズの(2)を読んでくださった方は、私が何を言わんとしているか
お分かりだと思う。
 今日も運転していて、あまりの馬鹿らしさに、呆れてしまった。
交差点のど真ん中に駐車している車があったからだ。交差点と言っても
三差路なので、当人は交差点の真ん中だとは思ってもいないのだろうか。
運転をしているからには免許を持っているはずだし、交差点がどういう
ものか、そして交差点に駐車してはいけないぐらいの知識は持っている
はずだと思っているが、それを承知での違反なら救いようのない馬鹿で
ある。
 注意しようとしたら、妻が「いいじゃん」というし、こちらも運転中なので
降りてまで言うことはないかと行きすぎたが、どうも腹立たしい。
 日本中が「もういいじゃん」と言っているように思うからだ。
何事も許されるという感覚のある日本と言う国は恐ろしい。
 ちなみに外国の例を書いておこう。世界中が日本と同じだと勘違いして
いる馬鹿どもたちがいるかもしれないからです。
 このブログを読んで下さっている方には、そんな人はいないと信じるので、
私の主張を、周囲に大いに吹聴していただきたいと願っている。
 日本人になじみの多いハワイを例にとって見よう。このような違反など
あっという間に、多分5分も経たないうちに摘発されてしまうだろう。
駐車違反の車などほとんど見かけないのは、摘発が徹底しているから
である。
 私が長年住んでいたオーストラリアも同じように、不法駐車の摘発は
徹底している。
 次に、不法駐車ではないが、運転マナーについて書いておこう。
オーストラリアでは、道路でUターン出来る場所は少ない。交通法規にも
明確に書かれている。Uターンをしないで、どこかの道に一旦入り、ぐるっと
回ってから行きなさいと。要するに、メーンの道路ではターンをするなと
言うことだ。
 交通規則と言うものは、事故を未然に防ぐ目的で作られている。だから、
違反をするということは、事故が起こりやすい状況を作ってしまうという
ことなのだ。
 オーストラリアでは、運転中に少しでも違反行為をした場合、たちまち
周囲から、クラックションを鳴らされる。クラックションの嵐に、知らぬ間に
違反をしていた自分に気づかされる。
 「まあ、いいじゃん」ってなことにはならない。だからこそ、自立心も
自己責任もしっかりしているのだと思う。なんでも許されてしまう日本という
国は、このままでは「とんでもない国」になってしまうのではないかと危惧
している。
 歩きながら携帯画面に見入っているバカ娘たちがどれほど多いことかと
思っていたら、結構な歳になっている男女も同じように携帯画面を見ながら
歩行している。どこでも安全だと思っている、その神経が分からない。
 危険予知が出来ない人は、すべての危機に対して不用心なのだ。
事故が起こってから、だれかの責任にすり替えることだけが上手なのかも
しれない。