中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

チャイルドライン。いじめ問題・だれが悪い?(7)

 いじめ問題の相談窓口として「チャイルドライン」がある。いじめが増加して
チャイルドラインが多忙を極めているという。
 相談員になるには、複数回の養成講座受講して思春期問題などを学んでから
電話口に出る運びとなる。
 「いのちの電話」「自殺予防センター」とよく似た仕組みになっている。
 
 だが、こうして養成された相談員が、深刻ないじめ問題に対応できるのだろうか。
答えは、ノーだと思う。そんなに甘いものっではない。
相談員のアドバイスは、マニュアルに沿ったものであるだろうし、現実のいじめは
マニュアルなどくそくらえの感じで存在する。
 そういう相談員のアドバイスによって解決しているのであろうかと危ぶむ。
私の経験では、いじめの相談を受ける人は、かなりの社会経験が必要だと思っているが、
現実の相談員は大学生などもいるようだから、懸念は増す。
 講座で学んですぐに役立つほど「いじめ」問題は甘くはない。
チャイルドライインはどこが運営しているのか。NPOだと思うが、責任を持てるのか。
マスメディアの報道を見ていると、いじめは減るどころか、必ず悪質化してぶり返すこと
になるだろう。なぜならば、対策が悪いからである。
 いじめの根本問題から、真剣に取り組まない限り、いじめはなくならない。