中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

亀井静香さんの滑稽な喩話し

 亀井さんが、今の局面を面白く表現した。
私なりに無責任に脚色し直して書いてみよう。
 
 隣の藩の殿(菅)が乱心したらしい。この上は、一日も早く切腹して
もらおうじゃないかと、直接関係のない隣藩の殿(谷垣)から家老までが
菅殿に切腹を迫っているのを聞いて、自分の配下の家老(仙石)たち
まで「殿はいつ切腹してくれるのか」と迫っている。
 殿は、「俺には、まだやるべきことがある」と開き直り、いつ切腹する
のかは明らかにしないで、震災地の復興施策の確立、そのための補正
予算の成立、原発事故の収束に向けての整備、将来の日本のエネルギー
問題の解決のための、自然エネルギー完全買い取り制度の確立など
どんどん構想を広げている。
 震災地に行くと、被災者たちから「がんばって!」と励ましを受け、
俺はボケてはおらん、乱心などしておらんとますます血気盛んである。
 包囲網はどんどん広がり、「切腹の際には、介添えいたす」という輩
まで出てくる始末。
 遂には、隣の藩の家老(石波)から「次の殿を前原にするのなら協力
する」と名指しまでされている。隣の藩にとっては、前原は戦いやすい
相手と見られたのか、実力者と見られたのか不思議なご指名だ。
 まさに日本は戦国時代。しかし、本物の戦国時代と違うのは、頼りない
2世3世の殿方ばかりで、「下剋上」にはならない下手などたばた喜劇。
 さてさて、この顛末やいかに・・・。