世の中は面白い。
毎日、せっせ、せっせと汗を書いて健康維持に励んでいる
人たちがいるかと思えば、何にもしない人もいる。
一般的には、適度な運動を続けるのが健康に良いとされている。
問題は、その適度が分からないことだ。
早寝早起きが健康に良いとされている。どこまで信じてよいのか
分からない。なぜならば、私の周りでこれらを実行している人たちが
長生きしているようには見えないからである。
多分、運動のやりすぎだったり、過信しすぎが命を縮めているの
かも知れない。命より健康が大事と思っている人も少なくないようだ。
国より経済が大事だと思っている人が多いのかもしれない。
今回の浜岡原発運転停止では、スズキの会長が「そんなの心配ない」
的な発言があったがとても立派に思えた。
他の経営者たちは「工場を海外へ持って行くことも考える」(トヨタ)ような
発言まである。
流れるまでに、多くの人たちが知らない間に「安全神話」の中に組み
込まれてきたのではないだろうか。
そして、原発の恐ろしさを充分に議論しないで経済優先主義でここまで
万一、どれかの原発が大爆発すると日本は終わってしまう。そういう
原発の本当の恐ろしさをこれまで充分に議論されてはいない。
「世界の趨勢」という言葉に中に「恐ろしさ」が閉じ込められ「安全神話」が
作りだされてきた。命より健康・・・国よりも経済・・なんと浅はかな考えだろうか。
原発とは原子炉の中で「ウラン235」が核爆発していることなのだ。原爆と
論理は同じなのだ。コントロールが出来なくなると、とんでもない爆弾である。
これまで間違った選択をしてきたことに、早く気がついてほしいと願っている。