中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

エゴが出しゃばれば「復興」は遠のく

阪神淡路大震災の時もそうだったが、このような災害の後には、
様々な形で支援、保障などがある。
また、復興に向けての合理的な都市計画も出てくるものだ。
それらの足を引っ張るのは「エゴ」という厄介な代物だ。
 
エゴには、周囲と同調を好まないという意味が含まれる。
我が身だけが利益を得たいという慾の塊が顔をのぞかせた
時、復興は力を失い、変形したものになっていく。
 
新たな道路建設や鉄道の復興(路線の変更を伴う)に
エゴが顔を出せば道理が引っ込んでしまいかねない。
自分のことだけではなく、市町村全部、そこに住む人たち
全部の利益を考えて協力し合えるなら、東北は新たな
光都市に生まれ変わることだろう。
 
東北の未来を生かすも殺すも、一人一人がどこまで協調
して考え、行動できるかにかかっている。
大震災直後の協調性を、今後も持ち続けることが出来れば
東北の未来は明るい。
復興への投資金額は生半端なものではない。それだけに、
その金に群がる輩どもが沢山発生するだろうと思われる。
他所者の「欲張り」どもだけではなく、東北の身内からも
そのような人たちが出てくるようでは、全国からの心の支援
も途絶えてしまうだろう。
 
明るい未来は、見えているのと同じだ。光が差し込み始めて
いる。その光を妨げる存在を許さない決意が求められる。