中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

皆既日食に思うこと

今日(2009年7月22日)皆既日食が46年ぶりに見られた・・・と言っても
日本全土で見られたわけではなく、遠く南の島の悪石島、硫黄島でしか皆既日食
見られない。
本土でも80%程度の日食が見られるはずだったが、あいにくのお天気で日本本土で
みられた所はないのではなかろうか。
遠く悪石島まで日食観測に出かけた多くの人たちも雨風に期待を裏切られる結果と
なり、気の毒な限りだ。
例年ならば梅雨も明けているかと思われるこの時期だが、今年は梅雨前線が活発で
西日本の各地に大雨を降らしている。

神戸に住んでいる私は、高齢者ゆえに、もう生きている間に部分日食でさえ見られる
ことはないだろうと、今日の日食を楽しみにしていたが厚い曇天で残念だった。
が、しかし、思いのほか素晴らしい皆既日食を見ることができた。
テレビ中継のおかげだで硫黄島、太平洋上の船からの素晴らしい皆既日食を、それも
肉眼では見えないだろうところまでアップ画面で見ることが出来たのは幸せだった。

日本では46年ぶりだということだが、私はちょうど10年前にも皆既日食
見ている。
1999年2月16日に豪州・パースで皆既日食を見たからだ。その時は、パースの
ビューポイントでもある「ミルポイント」というとても美しい景観の中で皆既日食
眺めたものだった。
あれから早くも10年か・・・時の流れの速さに驚くとともに、今夜訃報を受けた
友との35年間の時間を考えている。
時は流れる・・というが、かなり充実した生き方をしてきたつもりでも、時の流れの
速さに、もう少しゆっくり流れてほしいと思う今日この頃である。