中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

二つの面白い出来事(1)

昨日は、二つの面白い?出来事があった。
一つは、歳のせいなのかとも思えることであり、もう一つは私の人生の中でも
記念すべき想い出かもしれない。

一つ目は、「がんサロン」を終えて友人のお嬢さんの結婚のお祝いにプレゼント
を買いにそごうへ行った時のこと。
家内が「シャネル」で買い物があると言うので、いつもなら一緒について行くところを
入口近くのところにある椅子に腰かけて待っていた。

エスカレーターの乗り口が近くにあるので、通り過ぎる人々を眺めていたとき、
ある男性と眼が合った。
長らく親しくしている人・・・と、座ったまま軽く会釈すると、彼は近づいてきて
深々と礼をし「家内を待っていますので・・・」と、元の位置まで戻って行った。

その瞬間、はっと気がついた。その人が誰かと言うことを。
パースにいるときに親しくしていた方で、パースの美術館で出展している作品を
日本人のために解説するボランティアをしておられる。
彼の奥さんが、私が会長をしていた社会福祉法人サポートネット・虹の会のメンバー
でもあり、親しくさせていただいていた。

だが、待てよ、彼がここにいるはずがない、そこで、やっと人まちがいに気が
ついたというわけだ。
家内のそのことを話すと大笑いされた。
妻は、
「きっと、その相手の方も(だれだったのかな~?)と悩んでおれられるはずよ」
「奥様と、さっきご挨拶した人はだれだったのだろう?」などと話し合っているかもね・・と。

町を歩いていると、知り合いの顔によく出会う。
言っちゃなんだが・・30年も前なら神戸の中心街を歩いていると声を掛け合う
人が多かった。あの頃の私には花があった時代だから・・と思っている。
長い間、日本を離れ、帰国してみると、お互いに変わり果て??顔を見ても
一瞬わからない人が多く、そのために「よく似た人」に出会っても知らん顔を
するようになっていた。のに・・・・・である。

昨日の彼は、あまりに体型・雰囲気がそっくりで、思わず会釈をしてしまって、
相手の方にもご迷惑をおかけしたようだ。
彼が、このブログを見てくださることは万に一つもないだろうが、もしあったとすれば
「ごめんなさい、これから仲良くしようね」と声をかけたい。

もう一つの方は、別に書こう。