「無理が通れば道理が引っ込む」
読んで字の如しで説明も要らないほどですが、実は私達の周囲で日常的にこのような(無理をごり押し)しているケースは数多くあるのです。
最近みなさまもご存じのことを書いてみましょう。
昨年に総選挙が行われました。
直後の10月は公務がわずか一日しかないのに、
「文書通信交通滞在費」の百万円が議員たちに支給されました。
いくらなんでも、僅か1日だけなのに百万円の支給はおかしいのではないか、改革すべきだと声を上げた議員がいました。
このような議員がいたことを誇りにしたいと思います。
ところが、その後に検討会が行われ、どのような改革案が出てくるのかとおもっていたところ、
「調査研究広報滞在費」と、名称変更しただで、無理矢理に通してしまいました。
世界一高い議員報酬を受けながら、このようにして毎月、百万円をせしめる議員という貪欲な連中は、自分さえ良ければ良いと思うような連中のほうが、良心的な議員よりも多いということです。
法案審議も、自分に少しでも得になるかどうかで判断して賛否を決めているとすれば、国民は誰を信じれば良いのでしょう。