中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

映画「山猫」を観て(仏伊合作)

素晴しい映画を観ました。

1963年の作品で第16回カンヌ国際映画祭のでグランプリ作品です。(イタリア、フランス合作)

出演者は、バート・ランカスターアラン・ドロン、クラウデイ・カルディナーレ。

3時間25分と言う大作です。

デジタル処理がされて、映像が美しくなっています。

19世紀の半ばから起こったイタリア統一運動で

揺さぶられるトリノ公爵家を中心に物語が展開されます。

フランス革命のようなシーンもあり、公爵の人間像などが巧みに描かれていました。

若い頃の栄光から、老いていくさまが見事で、バート・ランカスターの好演に思わず、老いている我が身と重ねて胸が苦しくなりました。

私が生まれる55年ほど前のトリノを観た感じになりました。

トリノと言えば、荒川静香さんが金メダルに輝いた場所でもありますね。