中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

第2波には定義がないと・・政府見解??

  新型コロナウイルスの国内の流行状況について、日本感染症学会の

館田理事長は19日、東京都内で始まった学会の学術講演会で「『第2波』の

まっただ中にいる」と述べた。

6月以降の感染者数は今春の「第1波」の2倍以上にのぼるからだろう。

 それに対して西村経済再生担当相は19日の記者会見で、現在の

新型コロナウイルスの感染状況を「第2波」と呼ぶかを問われ、「第2波の

定義があるわけではない。人によって第2波、第3波と呼ぶ」と述べたが、

これが政府見解と言えるだろう。

 この政府見解をみて思うのは、私が最初に考えていたことと同じなのだと

いうことだ。私も第2波が来た最初のころは「これは第2波ではなくは揺り戻し

だ」と書いた記憶があるし、その後に訂正して第2波と認めた経緯がある。

 多分政府や厚労省の役人たちも、100年前のスペイン風邪の流れが、今回

新型コロナウイルスの場合にもあてはまると考えていたに違いない。

だが、新型コロナウイルスの場合は、さほど強力なウイルスではないのだが、

これまでの感染症とは大きく違った特徴を持っていて、専門家や医療者たち

の判断を誤らせている。  新型コロナウイルスの場合は、さまざまな面で

考え方を改め直して、もう一度威儀をただして向き合うようにしなければ

いけないのではないかと思っている。 

インフルエンザのようなものと、なめてはいけないと思う。 新型コロナウイルス

の実態が分かればわかるほど、奥の深い奴だなと、只者ではないぞとも。

とても厄介なやつなのだとも・・おもう。 医療現場の声に耳を傾け、徹底して

分析をして、その実態の中身を調べ上げなければならないだろう。

どんどん論文は出されるが、我先にと争った論文にはウイルスの実態が

まだまだ見えてないのではないかと思っている。 

 第1波と較べて、第2波は大きいが、感染力が強くなっているだけで、強毒

性はないようにも思える。 今後、いつか、強毒性をもった変異種が拡がるのかどうかが問題だ。 秋に来るだろう第3波・・・これも、スペイン風邪の時の

流れを追って言っているだけで・・根拠には乏しいが・・、少なくともインフル

の季節とダブることは間違いない。 一人一人が、しっかり身を守っていきましょう。