中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

京都アニメ事件から学ぶこと

 歴史に残るほどの事件を起こした「犯人像」は、やはり異常者だった。
少なくとも報道をみるかぎりにおいては、これまでかなりの異常行動が
あったようだ。
 こういった異常者は世の中にいっぱいいるだろうと思う。問題は、この
ような異常者にたいしてどういう対応を取るかということだ。
 一般人は、こうした異常者から避けて通るだろう。避けて通ることで
異常者は社会に潜み続ける。
 今回の犯人のように、彼が居住した各地で問題を起こしているような
異常行為常習者を、縛る方法がないものか・・と言うことである。
 彼の場合は「宗教性」もなくテロ予防対策の範疇にも入らないから、
警察が行動を監視する対象にもならない。 しかし、とてつもない犯罪
を犯す異常者は、地震で言えば「余震」ともいうべき異常行為を犯して
いるものだ。 
 人権、自由というものは大切にされなければならない。だが今回の
ような犯罪はなぜ起こったのか・・心理学者や犯罪学者、警察、検察
関係者でも解明はできないだろう。
 今回は、玄関口近くでガソリンをまいて放火した。そのそばが螺旋
階段で3階まで吹き抜けになっていたということで、一気に燃え上がって
しまったというビルの構造的、設計の欠陥も今後検証されるべきだろう。