全国高校野球・秋田大会 3回戦で金足農は角館と対戦して8―5で敗れた。
金足農は昨夏、吉田輝星投手を擁し甲子園準Vの原動力となったが、吉田選手の
1年生時代と同じ背番号「20」を背負う1年生投手の山形琉唯が先発した。
両校がよく戦って延長戦に入り、13回からはタイブレークの末金足農が敗れた
先発し、延長13回を投げきった金足農の山形は、233球の熱投も実らなかった。
1年生投手が233球も投げるなどと言うのは、本当はあってはならない。かれが
投手としての素質があるのならば、なおさらである。
この問題は高野連の上部の反対で未だに実現しないが、投球数制限を設ける
べきだと、思う。
エースを育てるだけでなく、多くの選手から投手としての才能を見出し、複数の
投手を持つようにすることで球数制限時代に対応していくしかないだろう。
過去にも、高校生当時に無理な投球をした選手が、そのごにつぶれて行った事実を
重く受け止めるべきだ。