中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

野球が変わりつつある(3)ロボット審判

 近年、野球のルールも多く改正された。セカンドへの盗塁時に足を
上げて守備妨害することも禁止になり、キャッチャーがホームベース上で
ブロック守備することも禁止になったし、申告四球制も導入された。
 今度は一塁への盗塁が検討されている。とりあえずはマイナーで実施
するようだ。それに加えてロボット審判の導入も進められる。
 大リーグ機構が、今年2月に業務提携契約を結んだ米独立アトランティック
リーグで「ロボット審判」導入を開始し、さらに後半戦からは過激な新ルールを
実施することが明らかになった。
新ルールとは打者走者の「一塁盗塁」だ。
一盗は、従来の振り逃げルールとほぼ同じで捕手が後逸した場合に一塁に
走ることができるが、振り逃げが2ストライクから行うのに対し、一盗ルールはどの
カウントでも走ることができる。
  米メディアには、この新ルールが野球のだけでなく、投手は暴投やパスボールを
恐れて落ちる変化球を投げづらくなり、速球に頼ることになるかもしれない。
  大リーグ機構は、将来的にMLBで導入する可能性を踏まえ、同リーグでさまざまな
実験を行っている。 ロボット審判もその1つで、10日の同リーグオールスター戦で
初実施する。 球審がポケットのiPhoneとつながったイヤホンを装着し、軍事技術を
応用した弾道測定機「トラックマン」で測定した結果を受信して判定を行うというもので、
従来通り捕手の背後でコールを行った。
 MLBのマンフレッド・コミッショナーは「コンピューター判定をいつからメジャーに導入
するかは未定。マイナーなどでさらに試してからになるだろう」と話している。