中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

コメントに応えて桜を考える

 いただいたコメントの中に 『季節外れですが、<花は桜で、人は武士>でしたか、
パっと咲いてぱっと散る潔さ!  全ての生命はテンポラリー、鴨長明のいう河のあぶく、
親鸞は海の波と、すべては一瞬の現象にすぎない、人間もこうありたい!もの ですね?』
 と書かれていましたが、「桜」に関しては私とは考え方が違うようすね。
「桜」については過去に何度も書いてきましたが、わたしは桜に感動を感じているのです。
じつは、16年ほど前に一旦帰国した際に桜を見たときには、桜よりジャカランダのほうが
きれいだと・・言う程度しか思っていませんでした。
  8年ほど前に、桜を観察してみようと・・・同じ桜の木の、同じ枝の写真を一週間ごとに
撮影し続けました。 冬にすべての葉が枯れ落ちてしまった桜の木が、極寒のなかで、
少しずつ、花芽を育てている姿がそこにありました。 パッと咲いてパッと散るのではない
ことに気がついたのです。 それから、春になるたびに「感動」をもらっています。
じっと耐え偲びながらも、育てて行き、美しい花を咲かせる。 8年前から、来年も桜を
観るぞ!!と思いながら生きることにしています。 美術展には桜の花と五輪を観るために
生きたい!!というような言葉を書きました。
 桜に倣っていきる!!というのは素晴らしいことですが、パッと咲いてパッと散るのでは
ないと考えています。 力強く生きるのです!!