中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

命より健康が大事と思う人多く

 毎年1、2回は同じようなことを書いている。なぜ書くのかと言えば
私は「日本がん楽会」の会長をしているのと、ずっと「がん無料相談」
をやってきているので、タイトルのような該当者が多いからです。
 私は、お節介にも、宅配に来た人や、エアコンの業者にまで、タバコの
匂いを感じると「タバコは止めた方がいよ」と忠告する。
 そんなことを言われたからと喫煙をやめる人は少ないかも知れない。
大抵は「タバコを止めるなら死んだ方がましだ」というのだから。
ところが、たばこが原因の肺がんの場合、がんは20年ほどの年月を
経て、やっと見つかる大きさになり、そのときは、がん細胞が10億にも
達しているのだから恐ろしい。
 体調に変化が起こってから見つかる場合は「もう手遅れ」と言われるほどに
なっている。 不思議なことに、私の知る限り、元気だったという人が多い。
40歳でタバコを止めても将来、がんになる可能性はおおいにある。
禁煙するなら、なるべく早めにした方がいい。 喫煙者には酒好きの人が
おおい。 私は、がんをはじめ、喘息、肺塞栓症、数えきれないほどの
病気を持っているが、私とはじめてであった人は、病気などないと思うだろう。
タバコを吸わない、酒を飲まないからまもなく85歳を迎えるまでそれなりに
生かされているように思う。
 タバコや酒をやらなくても、私は人が呆れるほどに多趣味だし、まったく暇が
ない。 運動はしないが、健康管理は医者が認めてくれるほどなのです。
 がんは、突然にできるものではない。がんを告知された人は、みんなこぞって
「がんになった原因」を探り、「あの時に大きなストレスがかかったから」などと
いうが、そうではない。ほとんどのがんは、生活習慣が原因だといえるだろう。