中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

浅田次郎さんの「令和」への思い

 今日の新元号発表に、思いがけないほどに全国的に沸いた。
とてもいいことだと、おもう。 昭和生まれの人たちには「和」が入って
いることで満足しているかのようだ。 昭和が忘れられてはいないから。
 作家の浅田次郎さんのコメントが良い。
『「令」には美しく清らか、尊重するという意味があり、平和を尊重し、
引き続き和を尊ぶという二重の意味にとれる。明治で国威を広げ、
大正でこのままの安定を願い、昭和ではいろいろと苦い記憶があり、
平成でもう一度平らかになれと言い、次なる令和で、昭和の悲劇を
忘れるなと戒めとして踏襲し平和を求める。こうして元号を並べその
意味を眺めると、日本の近代史が読める。新元号は徹底的に平和で
いきましょうよ、と言っているよう。発表されてみれば、いい元号だ。』