中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

世界標準と違う日本人のDNA標準

 東北大の研究チームは25日、標準的日本人に特有の全塩基配列
ひな型となる「日本人基準ゲノム配列」を作成し、研究などに広く活用
できるようインターネット上に公開したと発表した。
課題だった人種による違いを解消して一般的な日本人のゲノムを従来
より正確に調べることができ、個人に応じた治療への礎になるという。
 国際的な基準配列と比べて、24万6000カ所の塩基に違いがあり、うち
98%を置き換えることに成功したという。
 一般的にDNA鑑定を依頼すると、アメリカや中国に送られて、その結果が
報告されてくるが、国際標準での報告となるので、少々異なっていたのかも
しれない。 かといって、今回の日本標準が世界的に直ぐ採用されるわけでも
ない。 あくまで国内的ということだが、それなりに意義のあることだと思う。