中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

すごい人は凄い、芥川賞の上田さん

  第160回芥川賞を受賞した兵庫県明石市出身の作家、上田岳弘さんの
受賞対談を読んでいて感じることは、「やはりな~、凄い人は凄い」という
当然と言えば当然の感想だった。
  彼は、小説家ではあるけれど、すでに会社の役員でもあって、社会的な
地盤も固めている。
  子供の頃は漫画ばかり読んでいたと言うが、凄いのは大学生になって
から、村上春樹夏目漱石などを読みふけり、勉強に身が入らなかった」と
いうからすごい。読書こそがつまらん勉強よりもいいことだ。
 大学生時代には、半年で200~300冊の小説を読みあさり、シェークスピア
ドストエフスキーの全作を読破したという。 マンガで終わらなかったことが、彼が
より成長した原因だろう。
 村上春樹さんの「ノルウエーの森」が読書のきっかけとなったというのも面白い。
芥川賞受賞の「ニムロッド」を、私は読み始めている。