受賞対談を読んでいて感じることは、「やはりな~、凄い人は凄い」という
当然と言えば当然の感想だった。
彼は、小説家ではあるけれど、すでに会社の役員でもあって、社会的な
地盤も固めている。
子供の頃は漫画ばかり読んでいたと言うが、凄いのは大学生になって
いうからすごい。読書こそがつまらん勉強よりもいいことだ。
大学生時代には、半年で200~300冊の小説を読みあさり、シェークスピアや
ドストエフスキーの全作を読破したという。 マンガで終わらなかったことが、彼が
より成長した原因だろう。
村上春樹さんの「ノルウエーの森」が読書のきっかけとなったというのも面白い。
芥川賞受賞の「ニムロッド」を、私は読み始めている。