中国の巨大企業ファーウエイ。 その企業としての巨大さは言うまでもないことだが、
私は施設の広大さに驚いた。敷地内に電車も走らせている。
東京ディズニーランド2個分に相当する約120万平方メートルもの敷地に、西欧の古い
街並みが再現されていて、専用電車が走り、おしゃれなレストランでは若者たちが食事を
楽しむ。 まるでテーマパークのようなこの施設は、中国通信機器最大手、華為技術
（ファーウェイ）が深セン近郊に昨秋開いた研究開発施設だ。
でも・・深セン市内の本社は約200万平方メートルとさらに広大だという。
ホテルや病院、商業施設までそろい、一つの街を形成する。「中国最大の民間企業」と
いわれるファーウェイの巨大さが分かる。
同社は年間売上高6000億元（約9.5兆円）以上、世界170カ国超で事業を展開する
グローバル企業に成長をとげた。今後の産業のカギと期待される次世代通信システム
「5G」開発では世界をリードしている。 ５Ｇの時代になれば世界の通信が画期的な
時代になる…が…それはより便利な時代ともいえるし、より住みにくい時代の到来
ともいえるだろう。
