中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

戦国時代突入の将棋界

 まさか・・先日の名人戦では挑戦者として佐藤名人を追い詰め、第7局に勝てば
前人未到のタイトル獲得通算100期かと思っていたら破れてしまった羽生善治さん。
残念!!と思っているうちに自身が持っているタイトルの「棋聖」を豊島八段(28歳)
に取られてしまった。 羽生さんが持っているのは「竜王」のみとなった。
10月から始まる竜王戦7番勝負で勝てば通算100期のタイトルになるが・・予断が
許さない「戦国時代」になった。
 昨年から新たに増えたタイトルを合わせて8タイトルとなったが、8タイトルのすべてが
一人一冠という珍しい状態だ。1987年以来31年ぶりの一人一冠ということになる。
 羽生さんにも疲れが出てきたのか? 若手のめざましい成長が原因なのか?
8タイトルを年齢で見ると竜王の羽生さんが47歳、佐藤名人は30歳、久保王将は42歳、
高見叡王が25歳、菅井王位は26歳、中村王座が30歳、渡辺棋王が34歳、豊島棋王
28歳・・・となっていて・・若いな~~と言う感じ。
 過去のタイトル平均年齢などと言うのがあれば分かりやすいが・・とにかく、こんなに
若い棋士がタイトルを持っている時代は初めてだ。 将棋ソフトの影響らしいが・・・
そういうものに馴染まない私などは・・もう・・時代遅れの将棋フアンかもしれない。
 最年少の藤井聡太七段も最近調子を崩していたかに思えたが・・今日の第27期銀河線戦
で藤原七段に勝って10月より放送される本戦ブロック進出となりました。
これで藤井七段の今年度成績は11勝3敗(0.786)。対局数ランキング、勝数ランキング、
勝率ランキング、連勝ランキングでトップ20にランクインしています。