中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

コバンザメ外交の安倍流外交

 近頃の政局を見ていると、なにが本当なのか?誰が嘘を言っているのかが
分からなくほど混沌としている。 最近は世の中が澱んでいるように感じるのも
澱みの源は政治における「混沌」から発しているように思える。
 安倍首相は今日、拉致家族と会い正恩氏と直接対話で拉致解決をしますと
決意を語ったそうな。 これまで何度も言ってきたのに何もできなかった。
そこでトランプ詣でをして彼にとりなしを頼んだのだったが、この安倍さんの
言動には「嘘」が多すぎて何度もがっかりさせられる。
 昨年の総選挙で北朝鮮情勢を、「国難」とまで叫んで危機感を煽って政権の
浮上に利用したのではなかったのか。国民の多くは騙されて政権浮上に力を
貸したのだが政権の「浮上」ではなく「不浄」に力を与えることになってしまった。
 拉致問題を本気で解決し問うと考えていたのなら「国難」とまでいって批判
しながら解決に向かうはずがないだろう。 言っていることとやっていることが
チグハグなのが安倍さんの特徴のようにおもえる。
 今回の首脳会議における首脳の「合意」は安倍さんが望んだものとは遠く
離れているのに、トランプ頼みで日朝首脳会談を期待しているようだ。
 昨日までぼろくそに相手を罵りながら急に手のひらを反して仲直りするのが
今の風潮と言うのなら、それも今風かもしれないが、安倍流の場合はコバンザメ
(全長 1m内外。体は細長く,帯青褐色で,体側に暗色縦帯が走る。頭部背面に
背鰭の変化した小判型の吸盤を持ち、サメ、カジキなどの大型魚に吸着して
移動する。その際大型魚の食べ残しなどを食物とするが,自由遊泳して餌を
とることも多い。世界の暖海に分布する。) のような主体性のない外交に思えてくる。